昔あるところにとても可愛い女の子がいました。
その女の子のは大好きなおばあさんからもらった赤いビロードのずきんを
いつもかぶっていたので皆から「赤ずきん」と呼ばれていました。
ある日、おばあさんが風邪をひいてしまったことを知りお見舞いに行くことになった赤ずきん。

赤いビロードのずきんをかぶった女の子「赤ずきん」は、
大好きなおばあさんが風邪をひいて寝込んでしまったことを知りました。
赤ずきんはおばあさんに元気になってもらいたいと思い、
いつもは避けて通ってきた道にひとりで入っていきます。
そこに一匹のオオカミが話しかけてきました。
噂では悪いといわれていたオオカミでしたが、話してみるとそうでもなさそうです。おばあさんにお花をつんでいってあげたら喜ぶよというオオカミの提案で赤ずきんは嬉しくなって周りに咲いていたきれいなお花をつみはじめました。 気がつくと日が傾いています。
赤ずきんは慌てておばあさんのところへ行きました。
おばあさんは奥のベッドで横になっていましたが、声はガラガラ、耳は大きく、目もギラギラしていてなんだかおかしいと思った赤ずきん。
そんなおばあさんと話していると急に大きな口を空け赤ずきんはパクリと食べられてしまいました。
すっかりお腹がいっぱいになったオオカミは居眠りを始めてしまい
ます。
そこへ、猟師が通りかかりいつもと違う様子に気づきました。 猟師がベッドに近よってそれはオオカミでした。とっても大きなお腹をあやしんだ猟師は、大きなハサミでオオカミのお腹を切り始めました。
するとそこから、赤ずきんとおばあさんが出てきたのです。
猟師はオオカミのお腹に石を詰め糸で縫い付けました。
しばらくしたあと、目を覚ましたオオカミは川へ水を飲みに行くと、
お腹の石の重さにバランスを崩し、川にドボンと落ちてしまいました。